引き続き早寝、早起き、朝ごはんを、お願いします。

23.9/14 雑感 「秋、宝物のようなどんぐり」

 絹ヶ丘通りを下ってくるときに片手に一杯のどんぐり(マテバシイ?)を持っている子供に会いました。季節はもう秋。残暑厳しいこの頃ですが、確実に秋になりつつあります。
 少年の頃、山栗を学校の行き帰りに拾いました。草の中に輝いている栗はまさに宝石のように感じました。今でも草の中で発見すると胸がドキドキします。
 子供達もそんな思いで拾い、学校に持って来ているのでしょう。遠い昔を思い出しました。
 いろいろなものから秋を感じてほしいと思います。

23.9/13 雑感「頑張って! お父さん・お母さん」

 通勤途上で、保育園に連れて行くのでしょうか、急な坂道を自転車の後ろに幼子を乗せて、一生懸命こいでいるお父さんに出会います。後ろの子どもは、お父さんの背中を見ながら、いつかこの情景を思い出すだろうなあと思い見ていると、なんと、幼子は、お父さんの自転車をこぐタイミングに合わせて、体を前に動かし、お父さんの手助けをしているように見えました。偉い子供です。
 次に信号を渡る乳母車を押すお母さんとすれ違いました。朝の通勤前に保育園等に預けに行くのでしょうか? 子育ては大変だと思います。でも頑張って下さい。子育てに少しゆとりがでてくれば、子育てを楽しむこともできると思います。
 小学生の子共を持つお父さんお母さん、子供はいつだって親のことを考えながら、気にしながら生活しています。家庭で子供達の気持ちが解放され、心の安定が図れるようお願いいたします。

23.9/12 朝会「稲作・米・カミング30」

学校周辺の稲が色づき、まさに収穫の季節を迎えようとしています。
 日本人は、米を主食としてきたために、特に大切にしてきました。
 稲が実り、実の部分を取り出し、殻をとって米(玄米)にし、米ぬかをとってごはん(白米)とします。
私が小さい頃、親や祖父母から「ごはん1つぶでも粗末にすると目がつぶれる」と言われて育ちました。それは、米が大切なものであると同時に、米作りには、農家の人々の多くの苦労と努力があり、それを無駄にしてはいけないという教えでした。「米」という漢字は、八+八で、多くの苦労が足されている、という意味だと言われています。漢字にも表れています。
 最後にそのごはんをありがたくいただくためにも、おいしく、体のためになる食べ方があります。それが、「カミング30」です。これは、1口分を口に入れ、30回噛みましょうということです。30回噛むことは、あごを丈夫にすると共に、脳を刺激して活性化させ脳をよくすることにつながるということです。さらに、味もよくなり、胃にも良いということです。
稲を見て、季節を感じると共に、苦労を考え、大切にし、そして食べるときはよく噛んでいただきましょう。
追伸1
5年生は、近所の菱山さんに稲作学習を指導してもらっています。田植え・草取り・やがて刈取り…ほんの一部分の作業ですが、この学習を通して感じてくれることを大いに期待しています。
追伸2
 2年生のクラスで、朝会の後、校庭にあったススキを子供達に見せて、「これは何でしょう」と問うと、なんと「稲」「麦」と答える子供が多かったとか。(学級だよりにありました。)
 こんなことは分かっているのでは?と思っていてもそうでないことが多くあります。過去には、以前記載しましたが、「ニワトリの足の数は4本」と答える1年生が多くいました。
 実体験の大切さと、親子の共通体験と会話の大切さを感じます。
 

23.9/1 2学期始業式「自分を変えようとするとき」

子供はなぜ勉強するのか? 世の中のために、人々のために役立つ大人になるために勉強をします。
 この夏、病気や怪我の連絡がなく良かったと思っています。しかし、地域で迷惑をかけ、関係者が対応することもありました。人様に迷惑かけたり、犯罪的なことに手を出したりすることはいけません。  
勉強する意義を再度確認したいと思います。
 この話は30年も前の話です。5年生の女子で、発言も苦手、自分から友達の中へ入れない、勉強も面倒くさいからいや、家ではテレビやゲームでだらだら過ごす。こんな状態の子どもでした。しかし、何が原因かきっかけかは分かりませんが、「今の自分ではだめだ、みんなから取り残されてしまう・・・」と感じ突然変身しました。
具体的な変身内容は、(1)生活時間の改善でけじめのある生活をする。(2)身近な人に挨拶をして、積極的に人と関わろうとする。(3)45分間の勉強を頑張ること。この3つを心がけました。本人の努力もあって、1月後には本人だけでなく周囲の子供達の見方も好意的なものに変わって行きました。人は何かのきっかけや意思でいい方向に変われるものです。要は、自分で前向きに考え実行するかどうかにかかっています。低学年は、周囲の大人の支援が必要かもしれませんが、高学年は日々の体験や周囲の友達、本からもそのきっかけはつかめると思います。
 更に、自分をいい方向に変えよう、成長させたい、分かるようになりたい等、意識し努力する2学期にしていきましょう。

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

学校便り・その他

学校要覧

年間行事予定

学校経営計画

教育課程