引き続き早寝、早起き、朝ごはんを、お願いします。

7/21 雑感「写真の威力」

子供たちの写真 (ビデオ) をたくさん撮り、やがて巣立っていく子に手渡してやる。親の切なる思いだと思います。子供が巣立って行く時期が来て、アルバムやデーターを整理しました。そのときにふと感じたことがあります。
 子供の表情や様子は、写真的なものでしか思い出せない。写真がなければ、わが子のそのときのかわいい表情や生き生きした表情は思い出せない。気持ち的には様々な感情をもって思い出すが、はっきりと思い出すのは、写真を見てです。
 記憶とはあいまいです。そこで保護者の皆様に提案です。
 お子さんの笑顔の写真をたくさん残してあげてください。しかも、子供だけでなく家族の笑顔も一緒がいいです。20年もたって、写真を見ると、この幸せな時期と気持ちが一緒になって心に広がります。
 更に、この夏、幼い頃の写真を取り出してきて、ご家族で、ああだった・こうだったと子供に話してあげてください。子供は、大事にされてきた自分を感じると思います。
よい夏をお過ごしください。

7/20 1学期終業式 「感動体験と笑顔の記念写真を」

私にも小学生時代がありました。夏の思い出で今でもはっきりと思い出すものがあります。
 仲間と青竹を切ってきて、いかだを作り、完成させたのに浮かばない、という失敗。定規を持って北極星を探した夜・(また、数年後には、黒部ダムへ行ったときの隣の人の顔も見えない真っ暗闇と満天の星空)・海で魚やタコを追いかけた思い出・・・。数々あります。
 皆さんにも、自然の美しさや偉大さ、人のすばらしさ等に触れる感動体験をしてほしい。そしてできれば、家族や友達と、更に、そのときのとびっきりの笑顔を驚きの表情をカメラに収めてほしい。子供の笑顔の写真は、宝物です。
 夏を元気で安全に過ごしてください。そして、9月1日、少し凛々しい顔つきになった皆さんとここで会いましょう。

7/12 朝会 「命のバトン」(命を考えるシリーズ3)

以前、鮭の稚魚を学校で育て、多摩川に放流したことがある。ところで、この鮭が自然に生まれて、川を下り、海へ行き、海で数年間育って、生まれた川に戻ってくる。このもどってる割合を鮭の回帰率という。自然の状態では、鮭の回帰率は0.3%から1%程度とか、人工孵化で丈夫に育てた稚魚の場合でも数パーセント。多くの稚魚は、大きな魚の犠牲になる。自然のおきてのようなものがある。人間はどうか? 回帰率とは別に、精子と卵子の数に関しての受精の様子を見れば、約2億〜3億分の1の確率での受精となる。多くの精子は犠牲となる。また、自分が生まれるのにご先祖様の数も莫大です。多くの命の犠牲と命をつないで、今の自分の命があります。
 私達は命をつないでいく義務のようなものもあると思います。
 だから、人の命も、自分の命も大切なのです。もちろん、他の生きものの命も。

7/5 朝会 「命の大切なわけ」(命を考えるシリーズ2)

土曜日、18年前の教え子の7回忌に参列して涙を流してきました。24歳で突然亡くなりました。昨年の6月15日には、悲しい出来事が昨年度あり、今年度も各学級学年で黙とうをしました。亡くなった本人も無念ですが、残された人々もつらく悲しい思いをすることが、人の命の大切な訳でもあります。
    しかし、それだけではなく、違った角度から見ていくと、私達の命は、私達命あるものは、自分の命をつかって生きる必要があることが分かります。この世に偶然誕生してきたのではなく、必要があって、やるべきことがあってこの世に誕生してきたのです。ここに命の大切さがあります。
    命の発生は、今地球上にだけ確認できています。しかも、地球誕生から数億年の後、今から約40億年前ごろに小さな最初の命が誕生したと言われています。
    そのたった一つの命あるものが進化して、地上の植物動物の全てが誕生したといわれています。トンボもしいたけもひまわりも犬も人間も、君も私もみんな親戚です。
    今こうして生きている私たちは、偶然に生まれたなどと思えません。きっと理由があります。しかもその理由は、世のため、人のために何かをするためです。だから、命は大切なのです。
    勝手に命を奪ってはいけないのです。 命の大切なわけ、その3、は来週です。

7/1 雑感 「家庭で子供に教えるべきこと」

時々こんな内容の電話が地域の方から入ってきます。
 「公園で食べ散らかしたまま、帰る子がいる。学校では、どういう指導をしているのですか?」
「近所の塀にボールを当て、うるさい。学校で指導してくれませんか」
 基本的には、(1)相手側の話をよく聞き、子供たちの不始末をお詫びすると共に、学校でも指導しますが、気がつかれた時点で、注意をしてやってください、とお願いします。(2)各家庭にも協力をお願いして改善を図っていきます。・・・等の対応をします。
    昨今の時代的背景として、大人が、子供たちを(青少年を)注意できない状況があります。だから、学校に要望として電話がかかってくるのだと思っています。下校後の子供たちの生活、休日の生活での様々な諸問題は、各家庭での指導が必要と思っています。せめて、「近所、他人様には迷惑をかけない。」こんなことは生活の基本的事項として指導することが必要だと思います。
    多くの家庭ではされているが、そうでない家庭が出てきていることに原因があるように思います。大人(親)の価値観の相違といったことになるのでしょうか。
    そうであってもなくても、学校では当面の問題として、改善に努めていきます。子供にそして各家庭にも問題点を指摘し紹介し、共に改善を図る努力をしていきたいと思います。

6/28 朝会 「考えれば分かることなのに」

2階廊下の流し場で、今朝、2年生が水を飲んだら、蛇口をすぐに下に向けていました。
  立派です。
  なぜ蛇口を下に向けるのか、理由は2つ
(1)小さな虫が入り込まないため。
(2)いっぺんに大勢の子供たちが水を飲みに行くと、口をぶつけたりしてけがにつながるから。

本題入ります。
今朝の朝刊に、ある港の堤防で、17歳から19歳の少年が4人ほどいた。その中の一人がいじめられていた。両足を縛られて、泳いでみろ、と堤防から落とされる。次は、アルミホイール(車に使うもの)を足に結んで、泳げるかどうか試めされる。そのときはさすがに、「やばいんじゃないの」と言った少年もいたそうだが、他の少年が海に突き落として、少年はおぼれて死んだ。このような内容の記事があった。
 少し考えれば、やっていいことと、そうでないことは分かるはずだと思うが、危険だと感じることがあるはずだ。この少年達に腹が立ちます。人を(命を)もてあそぶことに怒りを感じます。
 長沼小でも、特定の子供を差別したり、意地悪をしたりすることを見聞きすることがあります。
 物事の善悪をよく考える・イメージする。そうすれば、何をすることがいいのか分かるはずです。
 こういう、賢い子供(人)になってほしい。人の命をもてあそぶ者は絶対許してはいけないのです。

6/23 雑感 「チャイムが鳴る目前に・・・」

梅雨空の合間の天気の中休み、子供たちがどっちボールやサッカー、鬼ごっこ、ブランコ、フラフ
ープ、一輪車、様々な遊びをしています。遊びを見ていると心配になることが多くあります。闘争心むき出しで、ボールの奪い合いをしています。もし、審判がいたら、反則のイエローカードかひょっとしてレッドカードかも知れません。でもそんなことにはお構いなく、当事者の子供たちは、その場その場をやり過ごし、遊びに熱中しています。
  子供たちは様々な経験の中から学び育っていきます。大人が見ていると心配すること、ヒヤッとすることがたくさんあると思います。「親」という字が、「木」の上に「立ち」子供たちを「見る」
親の文字には、こういう意味があると言われています。子供に子供たちに任せる部分とすぐに指導や注意が必要なことを判断する心構えを事前にしておくことが大切だとおもいます。
 その内に、子供たちが遊びをやめて、校舎内に入っていきました。3時間目の始まりのチャイムがなったときには、校庭には誰もいません。立派な子供たちです。

6/21 朝会 「いただきます」(命考えるシリーズ1)

まず、6年移動教室のお知らせをします。2日目は、夜から雨模様のため、キャンプファイヤーを4時半ごろから実施するため、また、ハイキングの戦場ヶ原では、多くの団体が入っているようで、早目のスタートをしたい、そんな強行的な1日の計画を、6年生は、時間を守り、てきぱきと協力して実行していきました。団体行動がしっかりできるようになったことが嬉しく思いました。
   また、残っていた5年生は、6年生の手が回らない委員会活動等で、よく頑張ってくれました。
   このように長沼小の高学年は立派に行動しています。ほこりに思います。
   さて、本題に入ります。
   今日から何回かにわたって、「命」について考えてみたいと思います。
   「食事は、命をいただいている」動物は植物や他の動物を食べて生きています。人もそうです。
   私達は、食事の前に「いただきます」と言います。何をいただくのでしょうか。2つあります。
   皆さんが言ってくれたとおりに、一つは「食べ物」つまり「他の動植物の命」です。他の動物植物の命をいただいて私達は生活しているのです。このことは知っておいてください。
   二つ目は、食べ物を育てたり、調理したりした人々への感謝の気持ちで「いただきます」です。
   このように、いただきますには、生きものの命をいただいている、作ってくれた人々への感謝の気持ちがあります。いただきますを言う時、心にとめてほしいと思います。

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