学校公開・授業3年生学校公開・授業2年生学校公開・授業1年生自然のアルバム129 ヌスビトハギ☆盗人とは、どろぼうのことです。この花の後の実の形がどろぼうの足あとににているので、この名前がつきました。虫メガネで見ると、カギのようなはりがあり、これがひっつき虫になります。このヌスビトハギは、恩方のあちこちで見られます。 ☆植物は、動物のように自分で動けません。そこで、種子を運ぶために他のものにくっついてちがう場所に移動します。オナモミやセンダングサなどの植物で、これらをひっつき虫と子どもたちはよんでいます。 ☆他にタンポポのように風によって運ばれるものや、ドングリのようにころころころがるもの、また、実をはじかせて種を飛ばすものまであります。動くことができない植物でもいろいろと工夫しているようです。 ☆昨日ある方から、ヘクソカズラの記事が二重であるとのお電話をいただき、訂正しておきました。ご指摘、誠にありがとうございます。「自然のアルバム」を見ていただき本当にありがとうございます。今後も頑張って情報発信していきます。 自然のアルバム119 ヒメウラナミジャノメ☆大きなチョウでもないし、それほど、はっきりとした色あいもなく、美しいとはいえませんが、それでもウラの波の様子をよく見てください。なかなかきれいなもように見えませんか。 ☆八王子の駅近くでこのチョウを見ようと思うとなかなかむずかしいようです。ススキやイネ科の植物が食草なので、それらの植物があるところではふつうに見ることができます。学校裏ならいつでもいます。 ☆飛ぶ力があまりないのでしょうか。少し飛んではすぐに花に休んでいることがあります。どうやら、丸っぽい羽のチョウというのは、あまり早くは飛べないようです。 自然のアルバム128 カノコガ☆よく見かけるガで、羽のもようが鹿の子(シカの子)のまだらもように似ているので、カノコガといいます。交尾をしているところですが、どちらがオスかメスかはわかりません。 ☆この写真をとったのは、昼間です。昼でも飛ぶガはいますが、その反対に夜飛ぶチョウはいません。ガは5000種で、いろいろな種類がいて、今でも新種というものが、毎年見つけられるそうです。 ☆このカノコガの触覚(しょっかく)をよく見てください。先が針(ハリ)のようにとがっていますね。これが、ガの一番の特徴です。しかし、チョウとガをはっきりと分けたがるのは、日本の国だけだそうです。 |