学校日記の部屋へようこそ。  南大沢小の日々の出来事をお知らせしています。  どうぞご覧ください !

5月22日 朝会「南大沢小学校の財産」

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先週は急に真夏のような暑さになったり、一日中雨が降り続いたり、天気が目まぐるしく変わっています。空も春から夏に衣替えしようといろいろ試しているみたいですね。
 さて、これは帽子ですね。日差しの強い日、外では必ずかぶるようにしましょう。そしてこれは傘。傘は雨の日に使いますが、実は晴れていてもとても有効です。傘の下は体に感じる温度が10度近くも低くなるそうです。日差しの強い日の登下校など、帽子をかぶり、傘も使ってみてください。
 5月も半ばを過ぎました。校長先生もずいぶんこの学校に慣れてきて、皆さんの顔も覚えてきました。毎朝東門で挨拶をしていますが、近ごろは校長先生よりも先に元気な声で「おはようございます!」と挨拶してくれる人が増えて、とても嬉しく思っています。小学生の今、挨拶がしっかりできると、その人は大人になっても人にしっかり挨拶ができ、多くの人と仲良くすることができるようになります。忙しいときでも、相手の目を見てちょっと会釈、こんな挨拶ができるといいですね。
 今朝は、先週二度も、南大沢小学校は何て素敵な学校なのだろう!と感激した出来事があったので紹介します。一つ目は音楽の授業でした。その日3年生は初めてリコーダーを吹いてみる、という学習があり、その先生役を6年生の皆さんがしていたのです。とても良い姿勢で椅子に座る3年生一人一人の横には6年生がつき、「ここはね指のお腹で押さえて」「あんまり強く吹きすぎないで」「上手、上手!初めてなのにこんなに吹けるなんてすごい!」と丁寧に教えてくれていました。教えてもらった3年生もとっても嬉しそう。最後は3年生と6年生ですてきな曲を一緒に演奏していました。
 また、2年生は体育の授業でスポーツテストのやり方を5年生に教えてもらいました。お手本を見せる5年生のかっこいい姿に、2年生は目を丸くして満面の笑顔を浮かべていたそうです。南大沢小学校は1学年1クラスずつの小さな学校ですが、だからこそ、このように学年を越えて上級生が下級生の面倒を丁寧にみて、下級生は憧れの上級生から真剣に学ぶ、という縦の関係がしっかりできている、これはこの学校の財産だと改めて思いました。今週は学校公開、そして楽しみにしている「子供まつり」がありますね。二つの学年で一緒にお店を出すグループもあるそうです。1年生はお客さんとしていろんな学年の工夫したお店を楽しみます。学校のあちこちで、またたくさんの笑顔が見られることを楽しみにしています。今朝は、南大沢小学校の財産、学年を越えたつながりについてお話しました。

災害時(風水害)の児童引き渡し訓練について(5月2日)

(5月2日の引き渡し訓練より)
 日本は、災害大国だといわれています。例えば、小さいものを含めると1年間に約1000回の地震が起こっています。1日に3回は日本のどこかで起きている計算になります。また最近では、地球温暖化の影響もあって、これまで多いといわれていた9月に限らず、夏でも冬でも台風や低気圧の接近に伴って、大雨や強風、洪水といった風水害も発生しています。大きな災害が起きると、政府から「警戒宣言」というものが出されて、人々に災害の発生を知らせ、なるべく被害を小さくしようという努力をしているのです。
 そんな時、学校では、すぐ授業をやめて、帰りの支度をして、お家の人に迎えに来てもらうようにします。今回は大きな台風の接近により警戒警報が発令された、という設定で訓練を実施しています。みんなが不安でパニックになりそうなときにも、あわてずに安全に、皆さんがお家の人に会って一緒に帰れるようにする訓練が、今日の引き渡し訓練です。南大沢中学校に兄弟がいる人は、年上の家族から順番に引き渡しを行うので、本当に災害が起こった時にはかなり長い時間、学校で待ってもらうことになるかもしれません。でも、この南大沢小学校の校舎や体育館は、台風や地震にも耐える丈夫な構造をしているので、安心してください。
 保護者の皆様、本日はご多用の中、引き渡し訓練にご参加いただき、ありがとうございます。先程、子どもたちにも話したように、「災害時における警戒宣言」が出されたときには、原則として子どもたちは学校で待機させ、保護者引き渡しによる下校となります。
学校からは、様々な手段でご連絡をいたしますが、災害時には、ニュースやインターネット等で正しい情報を集め、ご家族の安全を確保された後、引き取り人としてご登録いただいた方にお子様を学校に引き取りに来てくださいますようお願いします。万が一、交通機関などが止まり、どなたも迎えに来られない場合は、学校が責任をもってお子様をお預かりしておきますので、どうぞご安心ください。
 また、言うまでもないことですが、災害への備えは日ごろからの意識が大切です。今回の訓練の機会を生かして、通学路、ご家庭の災害備蓄品、緊急時の落ち合う場所などの確認をしっかりと行ってください。地域の南大沢自主防災の訓練などにもぜひご参加いただければと思います。よろしくお願いします。

朝会から 「挨拶の意味について」

 みなさん、おはようございます。「語先後礼」しっかりできるようになりましたね。今日は難しい漢字を紹介します。「挨拶」。読める人がいるかもしれません。そう「あいさつ」です。みなさんはどんな挨拶を知っていますか?皆さんたくさん知っていますね。毎日使っているからかな?今朝はこの「挨拶」の意味について考えてみましょう。ぜひ覚えて帰って、おうちの人にも伝えてみてください。
 この「挨拶」という漢字、難しすぎますね。先生は「愛札」と書いてもいいのかと思いますが、これには訳がありました。この言葉の由来を調べてみると、お坊さんの修行に使われていたことが分かりました。お坊さんたちが自分の心を鍛えるために行う「禅問答」という修業。これは修行している人が、その先生に様々な質問をして、相手の考えを聞く、いうことを延々と繰り返す修行です。そのことを「一挨一拶」といったのだそうです。お坊さんの修行の言葉だから、難しかったのかもしれませんね。次に漢字の意味を調べてみましょう。「挨」には「押し開く」「互いに心を開いて近 づく」、「拶」には「迫る」「擦り寄る」という意味があります つまり、お互いの心を開いて、相手の心に近づいていくという意味になります。昔の人たちも、この言葉を大切にしていたことが分かります。
 さて、それでは、みなさんが誰かに挨拶しているときのことを想像してみてください。だれかが、前の方からやってきます。「あ!怖そうな6年生。どうしよう、叱られちゃうかなあ…。わ、やっぱり背も高いし、顔も怖そう。」どんどん近づいてきます。目が合いました。「おはよう!今朝は月曜日だから、朝会があるよ。」「え?…おはよう。」(なんだ、6年生全然怖くないや。あんなにやさしい笑顔で挨拶してくれた。今度は自分から声をかけてみようっと!)
 こんな経験、だれにでもあると思います。校長先生も、人とすれ違うときには、やっぱり少しドキドキします。でも、すれ違う人から「おはようございます」って声をかけられたり、もっと言えば「目を合わせて会釈してもらう」だけでも、すっと気分が晴れてきます。そして自然に笑顔が生まれてきます。そんな気持ち、他の人にも味わわせてあげたいな、と思ったら、ぜひあなたが先に挨拶してみてください。不安そうな表情の相手も、きっと安心して元気になります。今朝は「挨拶」という漢字はとっても難しいけれど、だれでもできて、人と仲良くなる一番簡単な方法についてのお話をしました。

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