松姫ものがたり その2

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それは今からおよそ450年前のことです。
甲斐(かい)の大しょう武田信玄公(たけだしんげんこう)が
越後(えちご)の上杉謙信(うえすぎけんしん)と
川中島(かわなかじま)というところで戦っていた時のことです。
パカッ パカッ パカッ
丘のふもとから砂けむりをあげて 早馬(はやうま)が駆(か)け上がってきました。
家来 「おやかたさま、おめでとうございます。姫さまがお生まれです」
信玄 「おおっ、姫が生まれたとな 姫の名は松姫(まつひめ)としようぞ 松は栄えるめでたい木じゃ」
と白い紙に「松姫」と書いて 奥方さまのところに届けさせました。
それを見た赤ちゃんは
「ころ ころ ころろ」と笑いました。
やがて戦(いくさ)を終えて帰ってきた信玄公は
「おお、おお、可愛い姫じゃ」
宝物のように大事に抱きかかえました。

【原文ママ、( )はふりがな】

松姫ものがたり その1

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本校には味わいある木造校舎風の建物があります。ここには、郷土資料館ボランティアの方々が作られた紙芝居を参考にした、児童作『松姫ものがたり』が飾られています。

これから順にお話を紹介していきましょう。(原文ママですのでご了承ください)

その1
まつひめさまは、武田信玄のむすめで、おひめさまです。
むかし、恩二小の校庭にすんでいました。(金照あん)
今でも、その石ひが恩二小の近くにあります。

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郷土の先輩・中村雨紅氏

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このコーナーでは、八王子や恩方、本校に関係する、歴史・暮らし・伝承・人物などのあれこれを紹介していきます。

トップバッターは中村雨紅氏です。本校ホームページ「学校概要」⇒「校歌・校章」に略歴など解説があります。

童謡『夕焼小焼』を作詞した中村雨紅氏は本校の卒業生です。作曲は『汽車ポッポ』『緑のそよ風』で知られる草川信氏です。発表された雑誌は関東大震災で焼けてしまい、わずか13部が残り、そこから広まったそうです。世代を超えた愛唱歌となり、歌碑が一番多いとも言われています。
JR八王子駅の発車メロディーでもおなじみですね。
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