勝つ可能性は1/31つのグループは、「確率」の考え方を学んでいます。 ジャンケンをして、グーで勝つ可能性を考えます。 2人でジャンケンをした場合、グー、チョキ、パーの出方は全部で9通りあります。 そのうち、グーで勝つ場合は1通りだけなので、グーで勝つ割合は1/9となります。 パーで勝つ割合も1/9、チョキで勝つ割合も1/9ですから、何を出しても勝つ可能性は等しくなります。 ちなみに、とにかくジャンケンに勝つ可能性は1/9+1/9+1/9=1/3ということになります。 ・・・と教科書に沿って学習しているわけですが、「ジャンケン道」は確率だけで決まるものではありません。シビアな世界です。 そこで、6年生を挑発です。 校長:「ジャンケンに勝つ確率は1/3ということですが、本当にそうでしょうか。卒業前に『校長先生と6年生とのジャンケン勝負』です!」 6年生:「イェー!!」 校長の見ていたグループには11名の6年生がいます。 校長:「ジャンケンに勝つ確率が1/3なら、校長先生と一発勝負をして、勝つ6年生の人数が11×1/3、つまり、4人以上校長先生に勝ったなら、6年生が強く、3人以下なら校長先生が強いということです!」 校長:「出さなきゃ負けよ、ジャンケン ポン!!」 校長が出したのはパー。 何と、チョキを出して勝った6年生は6名。勝率6/11の高率です。 大喜びの6年生。 さすが、開校50周年記念卒業生の6年生。 ジャンケンも格が違います。【校長】 |
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