「今 私たちに出来ること」〜Withコロナの生活〜毎朝勤務時間前から元気な声を出して昇降口で子供たちを複数の教員が出迎えます。 3点セットの確認です。(マスク・ハンカチ等・健康チェック表) 子供たち自身もコロナにかかることなく、大切な友達にもうつすことなく。 「Withコロナの生活」には欠かせないことです。 揃わない児童の数は一桁までには減りましたが、なかなか0(ゼロ)にはなりません。 子供たちのせいではなく家庭の問題でもあります。 どうしても揃えることの出来ない家庭も中にはあります。 家庭にもそれぞれの事情があるのは分かります。 そんなかわいそうな子供たちを見て「家庭が悪い」とは言いますが、船田小の先生方はそこで諦めません。 決して子供たちを見捨てません。 そんな環境の子供たちには、先生たちは自立を求めます。 「自分でやりなさい」と。 ただ言うだけではなく「そのためには、マスクの予備を夕方の内にランドセルに一つ入れておきなさい。 体温計は家族で置き場所を決めて、いつもそこに置きなさい。 ハンカチは自分で洗濯物の山の中から見付けてキープしておきなさい。」・・・ 具体的にアドバイスを送ります。 全部揃ったときの子供の嬉しそうな顔。 それを見て「やったね!」と一緒になって喜ぶ船田小の先生方。 保護者会の時にお話しした「子供の心に寄り添う」というのはこう言う場面を指します。 ただ、おべっかを使ったりご機嫌を取るのではなく、足りない部分に気付かせてあげて、出来るようにしてあげて、それで「学校が楽しい!」となる。 たとえ、今、上手くいっていなくても、船田小の先生方は決して諦めません。 コロナなんかには負けません。 「努力は裏切らない」事を知っているからです。 「子供たちの心に寄り添い」ながら、子供たちを、そして子供たちの生活を、これからも支えていきます。 「Withコロナの生活」長く続きそうです。第二波は必ず来ます。 もう来ているかも知れません。 ご家庭も地域の方も、今まで以上にご理解とご協力をお願いします。 (校長:平田 英一郎) 写真:算数少人数指導の教室に飾られている絵 この絵にも、きっとドラマがあるのでしょう。 |