いじめ防止と暴力のない学校に 〜生徒朝礼、臨時校長講話〜今朝は今年最後の生徒朝礼。オンライン教室配信で行われました。最初に生徒会本部から「いじめ防止のための提言」についての説明と呼びかけ、続いて、1組委員会から交流活動参加の呼びかけ、図書委員会から冬休みの貸出しについて、整美委員会から大掃除などについてのお知らせがありました。 写真上)生徒会からの「いじめ防止のための提言」と「いじめ防止SNSルール」についてオンラインでの説明(1組) 写真下)図書委員会からの連絡 なお、今回発表された生徒会からの提言は、宮上小、下柚木小との話し合いを経て宮上中学区として参加した八王子っ子サミットで宣言された『おたがい「スマイル」になるために、 思いやりの気持ちをもとう!』をもとに、宮上中学校区の提言とSNSルールとしてまとめたものです。生徒会本部からの要請を受けて、学校ホームページにも掲載しました。トップページのアイコンをクリックしてご覧ください。 最後に、校長から「暴力のない学校」について話がありました。 <校長講話> おはようございます。今日は皆さんに、学校における「暴力」や「体罰」をなくすための、みなさんの大切な体と心を守るための話をします。 自分の体や心は、自分自身だけのものです。叩かれる、蹴られる、突き飛ばされるなどの肉体的に苦痛を感じるような行為だけが暴力ではありません。くり返し傷つく言葉を言われる、机を蹴られるなどの精神的に苦痛を感じる行為も暴力に含まれます。 暴力は、どんな理由があっても、誰であっても、決して許されるものではありません。 あってはいけないことなのですが、学校の先生やその他の人たちが、生徒のみなさんに対して、指導の際に、叩いたり、蹴ったりする等の肉体的な苦痛を与える行為は、体罰といって禁止されています。 肉体的な苦痛でなくても、繰り返し暴言や心を傷つける言葉を言ったり、机を蹴ったりして威圧する等、精神的な苦痛を与えることも不適切な行為になります。 昨年度も行いましたが、今週の各学年での学活などの時間に、みなさんに、この「体罰をなくすための調査用紙」を配ります。もし、学校で先生やその他の人たちから、肉体的や精神的に苦痛を感じるようなことをされたことがあったら、この用紙に書いてください。 今年は、この用紙に記入したら、用紙を糊ではりつけて、提出してください。学級委員が集めます。または校長室前にある回収箱に入れるなどの回収方法がありますので、安心して書いてください。 学校で記入したくない場合は、自宅にもちかえって、記入しても構いません。 この用紙に書きたくないときは、この用紙と一緒に「一人で悩まず、相談しよう」という資料を配りますので、その資料に載っている電話番号に連絡してください。 また、この用紙を書いた後でも、傷つくようなことをされることがあったら、いつでも校長先生や話せる先生に相談してください。たんぽぽ相談室やスクールカウンセラーさんに相談してもらってもかまいません。 自分が、体罰を受けていなくても、友だちが体罰を受けるのを見たときも、迷わず相談してください。 私も先生たちも、生徒の皆さんの体と心を大切に守りたいと思っています。そのためにも、ぜひ一人で悩まないで、いつでも相談してください。 |
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