SANSU WARS エピソード11:パズ・スターの弱点
レイダ姫は反乱軍の戦闘機Xウイングをルーパにかしてくれた。ルーパはXウイングに乗り、惑星キタナカに向かった。そこでルーパを迎えてくれたのはサーンスのマスター、スーダだった。
反乱軍は帝国軍の宇宙要さいパズ・スターの弱点を発見した。レイダ姫は反乱軍の兵士を集めた。 「小型戦闘機でパズ・スターの中心部にある動力源にプロトン爆弾を命中させれば、パズ・スターは大爆発を起こしてしまいます。敵は、そのことをしょうちしているため、小型の戦闘機を近くに配備しているようです。この困難な作戦に取り組む人はいませんか?」レイダ姫は言った。 「オーッ!」そこに集まった兵士たちみんなが歓声を上げた。 しかし兵士たちの近くにいたソロは、「もう、オレたちの出番は終わりだな。帝国軍との戦いはやってられないよ。じゃあな」こう言ってミナレナイ・ファルコン号に乗り込んだ。 「あなたって人は・・・」レイダ姫はなげいた。 ルーパは惑星キタナカでサーンスのパワーを身につけるための修行を積んでいた。 「こやつはしんぼうが足りない」 「そのうちしんぼう強くなります」 ルーパはある夜、話声で目がさめた。スーダと自分しかいないはずが… 「すぐにあきらめる」 「がまんも学ばせましょう」 声は、スーダとパタワンだった。もちろん、パタワンの姿は見えない。ルーパはたまらず話しかけた。 「あきらめません。どんなに時間のかかる問題でも、しんぼう強く取り組み、解いてみせます。お願いです、マスター」 スーダは、ルーパにどんどん問題を出していった。それを解くにはとても時間がかかったが、修行を続けていくうちに、だんだんと短い時間で解けるようになってきた。 ある時、ルーパの頭の中にレイダ姫の助けを求める声が聞こえた。 サーンスがともにあらんことを… |
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