弐分方小学校

終業式

終業式は儀式です。
儀式というのは「目的にそった決まったやり方で行う行事」ということです。
今日は終業式だったので子供たちに、「儀式」について話しました。
儀式で大切なのは「礼節」です。「礼儀」と「節度」ということです。
「礼儀」は姿勢など相手を不愉快にさせない態度のことです。話している人の方を
向いてきちんと受け止めようという姿勢を見せたり、丁寧に礼をしたりすることです。

「節度」はちょうどいい程度の行動ということです。がちがちに固まる必要はなく、かといって調子に乗ってふざけることもないというように、答えはありません。その場の大事な雰囲気を壊さない、これも周りを嫌な気持ちにしない程度の行動というところでしょう。
「礼儀」も「節度」も結局は「みんなに対する思いやり」なのだろうと思います。
弐分方小の子供は、本当に立派です。中にはいろいろな問題を抱えている子もありますが、全体で動くときの配慮は、かなり高いレベルまで育っています。
それが私の一番の自慢です。
そして、それこそが社会で生きていく上で、一番大切なことだと思うのです。
そんな立派な終業式を気持ちよく終えることができました。
本当によく育ってくれました。ありがとう子供たち、保護者の皆様、そして教職員たち。
みなさん、よいお年をお迎えください。by校長


【校長室より】 2017-12-25 11:09 up!