学校伝染病と出席停止

用紙ダウンロード(出席停止)

集団生活を行う学校では、学校保健法により、学校伝染病が定められています。これらの病気にかかった時は、感染予防のため「出席停止」の扱いとなり、欠席にはなりません。本人のためにも、他の人にうつさない為にも、十分に休養をとりましょう。

1 必ず医師の診断を受けてください。
2 登校は、医師の許可が出てから、登校させてください。
3 登校許可書が学校にあります。保護者の方が記入して、お子さんに持たせてください。
学校伝染病第2種      
病名 潜伏期間 主な症状 停止の期間
インフルエンザ 1〜3日 40℃の熱 頭痛・咳・関節の痛み 発症した後五日を経過し、かつ、解熱した後二日を経過するまで
百日咳 6〜20日 軽い咳・咽頭の発赤・激しい咳が続く 特有の咳が消失するまで又は五日間の適正な抗菌性物質製剤による治療が終了するまで
麻疹=はしか 9〜11日 発熱・眼や喉が赤くなる。頬の内側に白斑・発熱後皮膚に発疹 解熱した後三日を経過するまで
流行性耳下腺炎=おたふくかぜ 14〜21日 発熱・頬の後部が腫れて痛い・かむと痛い。 耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が発現した後五日を経過し、かつ、全身状態が良好になるまで
風疹=三日ばしか 14〜21日 発熱・痒みのある発疹 発疹が消失するまで
水痘=水ぼうそう 14〜21日 微熱ー紅斑-丘疹水泡−膿泡−かさぶた。体中にできる。 すべての発疹が皮化するまで
咽頭結膜熱=プール熱 5〜10日 発熱・口の中小水疱・咽頭痛・眼結膜充血・リンパ節腫れる。 主要症状が消退した後二日を経過するまで
結核 1〜2ヶ月 自覚症状がなくエックス線で発見されることが多い。微熱・痰・体重減 病状により学校医等において感染のおそれがないと認めるまで
髄膜炎菌性髄膜炎 2〜4日 発熱・頭痛・痙攣・意識障害など 病状により学校医等において感染のおそれがないと認めるまで
学校伝染病第3種      
腸管出血性大腸菌感染症 4〜9日 腹痛・下痢・嘔吐悪寒 病状により学校医等において感染のおそれがないと認めるまで
流行性角結膜炎 約1週間 微熱・頭痛・結膜の浮腫や充血 病状により学校医等において感染のおそれがないと認めるまで
急性出血性結膜炎 1日 結膜に出血。涙・眼の周りの腫れ 病状により学校医等において感染のおそれがないと認めるまで
*その他   (溶連菌感染症・マイコプラズマ感染症・感染性胃腸炎・手足口病・伝染性紅斑・ヘルパンギーナ 等) 必用があれば、第3種として扱う場合もある