経営計画

本年度は、児童数が29名、学級数が3学級、担任4名の体制でスタートすることとなった。

通級学級では、学習障害(LD)・注意欠陥多動性障害(ADHD)・アスペルガー症候群・高機能自閉症などの児童を受け入れている。いずれも能力間のアンバランスさや社会性の発達、言語能力および総合的な意思伝達能力に困難を抱え、通常学級での適応に特別な援助が必要とされる児童である。また、例年、年度途中の入級児童が多く、適切な対応が望まれる。

1. 学級経営

児童の実態は様々ではあるが、特別な援助が必要な児童、不登校児童に対して必要な援助を行う。

また、現在通級指導を受けている児童への支援のみにとどまらず、コミュニケーションの教室が受け持つ、ニュータウン地区の小学校に在籍する支援が必要な児童に対し、そのニーズに応えられるような支援体制の基礎を築いていく。そのためには、八王子市内の他の特別支援学級、明星大学星山研究室、CEセンター、島田療育園、創価大学高野研究室などの関係諸機関との連携を深めていく。

*2期制・2部制について

1年を前期・後期の2期に指導期間を設定して指導に当たる。2期制にすることにより、まとまった指導期間を設定することができ、指導計画を立てやすくした。

また、一日の指導時間を午前と午後の2部に分け、通級児童は午前と午後の通級児童を入れ替えることにした。午前通級児童は在籍校で午後の授業を受けることが可能となり、また、午後通級児童は午前中に在籍校で授業を受けた後通級指導を受けるなど、通級児童の授業時間数を確保することができる。このような理由から平成14年度より、2期制・2部制を取り入れている。(今年度は午後指導対象児童なし)