校長挨拶


                                            校長 塚原 忍(つかはら しのぶ)

 本校は、昭和56年に(1981年)に市内で26番目の中学校として開校しました。現在市内には市立中学校(義務教育学校を含む)が38校ありますから、比較的新しい学校ということになります。そんな甲ノ原中学校も開校してから40年以上がたちました。現在は、3学年合わせて6クラス、生徒は200人未満と、かなりの小規模校となっています。小規模校では一般的に、体育祭や合唱祭などの行事が盛り上がりに欠ける部分があったり、教員も少ないことから、設置される部活動に制限があったりします。人間関係も限定的にならざるをえないでしょう。しかし反面、小規模校には次のようなメリットが存在すると言われています。
〇意見や感想を発表できる機会が多くなる。
 〇様々な活動において、一人一人がリーダーを務める機会が多くなる。
 〇教員が一人一人の学習状況や学習内容の定着状況を的確に把握でき、補充指導や個別指導を含めたきめ細かな指導が行いやすい。
 〇生徒の家庭の状況、地域の教育環境などが把握しやすく、保護者や地域と連携した効果的な生徒指導ができる。
このような小規模校でのメリットを最大限に生かし、
 1.生徒にとって、明日が待ち焦がれて、学校に行くのが楽しみな学校
 2.保護者・地域の方にとって、安心で信頼して子どもを通わせることができる学校
 3.教職員にとっては意欲的に仕事に取り組めるような学校
これらを満たすことのできる甲ノ原中学校にしていきたいと思います。
そのために、教職員一同、精いっぱい頑張ってまいりますので、今後とも、保護者・地域の方々のご理解とご協力をお願いいたします。